平成23年度石狩管内学校課題研究発表会
 江別市立江別第一中学校
 平成23年11月1日(火)開催  参加者176名
 

T.研究主題
 個と集団の力を引き出し、『確かな学力』が身につく授業づくり
〜活動的・協同的・表現的な学びの構築を通して〜

U.研究仮説
 「活動的な学び(媒介された活動)」・「協同的な学び(互恵的な学び)」・「表現的な学び(受動的能動性)」を重視した授業づくりをするとともに、「学びの場」として生徒、教師、保護者が有機的に機能しあう学校システムを構築することにより、生徒は主体的に学ぶようになり、心豊かな人間性がはぐくまれるだろう。
 
V.研究内容
1年次 2年次 3年次
○授業の工夫・改善、学習形態の工夫
○生徒の実態把握と現状分析
○研修体制の確立
○授業の工夫・改善、学習形態の改善
○生徒の実態把握と前年度との比較
○外部講師の招聘の回数増
○学びの質を高める工夫
○研究授業の外部公開(保護者、地域住民ほか)
○授業の工夫・改善、学習形態の改善
○生徒の実態把握と三か年の比較
○研修内容の深化
○学びの質を高める工夫
○研修内容の確認と再定義
○公開研究会の実施
○3年次研究の総括

W.日程






ス 

公開授業

(各教室)

全体会
開会式
研究発表

(体育館)

分科会

各教室







X.公開授業   
学年・教科 授業者 単元名(教材名) 授業・分科会の様子
クリックすると授業の様子を
ご覧いただけます
1年英語 小沢 香菜子 Lesson5               
「ジュンからのメール Part2」
2年理科 松浦 雄太 「天気とその変化」
3年数学 福本 幸輔 「関数 y=aX2
特別支援 吉川 英昭 「調 理」

 Y.分科会                                                      (※敬称略)
分科会 研究協力者 司会者 記録者 運営委員
1年英語 坂田 育子
(石狩市立浜益小学校 教頭)
平井 秀樹
(当別町立西当別中学校)
岡本   眞
(江別市立江別第一中学校)
小林 秀紀
(江別市立江別第一中学校)
2年理科 佐藤 公治
(北海道大学教育学部 教授)
杉浦  浩
(恵庭市立恵み野中学校)
柏    裕
(江別市立江別第一中学校)
高橋 康宏
(江別市立江別第一中学校)
3年数学 佐藤 雅彰
(静岡県岳陽中学校 元校長)
山口 裕史
(石狩市立樽川中学校)
岩崎   修
(江別市立江別第一中学校)
原田 智緒
(江別市立江別第一中学校)
特別支援 澤田 崇史
(北海道教育庁石狩教育局 指導主事)
川除 照之
(千歳市立北進中学校)
斉藤 雅郁
(江別市立江別第一中学校)
宮下 恵子
(江別市立江別第一中学校)

◇参加者の声
意図的にリーダーを作らないことは、低学力の生徒にとって「学び」の場面が増えることにつながると思いました。安心感がもてるグループの話し合いだったと思います。(1年英語)
集団での討議が面白かったです。生徒の自由な発想が、全体に広がってゆく、それを教師が援助する…というサイクルは非常に有効だったと思います。(2年理科)
生徒が話しやすい関係にいることが、緊張感もある中よく伝わってきました。担任と生徒、生徒同士の関係性が良好でないと成り立たない授業形式だと感じました。日常の学級経営の良さが授業の雰囲気に表れていました。今回の課題もちょっと難しい問題で、生徒の多様な考えが出たのだと思います。(3年数学) 
自分の行動を反省し、自己評価するだけでなく、同じ班全体のことを具体的に評価できる生徒に驚き、そこまで指導された先生方に感動を覚えました。本当にありがとうございました。(特別支援)